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プラネタリウム 一夜語 Podcast

Published by 一夜語(ひとよがたり)

  • Science
  • Astronomy

一夜語(ひとよがたり)は、島根県の博物館で投影しているプラネタリウムのライブ投影(生解説)。 夕暮れから夜明けまでの一夜を、星空に潜む不思議さに触れながらお過ごしいただいています。 このPodcastでは、そんなプラネタリウムでお伝えしている折々の星空案内や天文現象、星にまつわるトピックスなどを、ひと月に2度ご紹介しています(毎月12日、27日更新予定)。 星座の探し方などは少なめですが、夜空を見上げるきっかけとして、星々を感じる一助として、お耳に届けば幸いです。プラネタリウムの投影時には赤ちゃんや小さな子がおとなしく耳を傾けてくれることも多くありますので、お子さまの寝かしつけにも効果がある、かも知れません。 縁あらばいつの日か、プラネタリウムの空の下でお会いしましょう。 https://www.hitoyogatari.com/

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  1. Number 121AstronomyUnited Kingdom

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  1. 一夜語Podcast~2026年9月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Aug 27, 20269 min

    2026年9月前半から後半にかけての星空案内です。 0:37 頭上に高い夏の大三角と、南西の空低いさそり座やいて座の間にあるのがたて座。防具の盾、88の星座の中で5番目に小さな星座です。星座を小さいほうから並べると、みなみじゅうじ座、こうま座、や座、コンパス座、たて座となり、みなみじゅうじ座とコンパス座は日本のほとんどの地域では見えません。残りは今の宵空で探すことができ、ペガスス座に頭を並べるこうま座、夏の大三角の中にあるや座、そして天の川の中に浮かぶたて座です。どれも暗い星ばかりで作られていますが、かわいらしい小さな星座たちにも目を向けてみてください。 6:18 北東の空から昇ってきたエチオピア王家の人々。王妃カシオペヤに王女アンドロメダ、そして王がケフェウスです。ケフェウス座のμ(ミュー)星は、ガーネットスターと呼ばれています。ガーネットはザクロ石、赤い色味が特徴の宝石で、この星は望遠鏡で見ると確かに赤く感じられます。星の進化の最後の段階、赤色超巨星で、太陽の直径の千倍以上あるとされ、表面の温度が下がって赤い色になっています。夜空に潜む宝石のひとかけを探してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  2. 一夜語Podcast~2026年8月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Aug 12, 202611 min

    2026年8月後半から9月前半にかけての星空案内です。 0:36 金星が8月15日に東方最大離角となります。太陽の東側に大きく離れ、9月にかけて明るくもなるので、青空の中にも見つけることができる頃です。8月中~下旬の午後3時頃、真南を向き、空のてっぺんと地平線の真ん中あたりに金星があります。遠くの山などを見て目のピントを遠くに合わせ、青空の中を探すと白い光の粒が埋もれていることに気づきます。昼の金星が見つけられるかチャレンジしてみてください。 5:55 夏の大三角の中を通り、南に低いさそり座のあたりにかけて天の川が流れています。宮沢賢治の銀河鉄道の夜では、ジョバンニとカムパネルラの二人が銀河鉄道に乗り、はくちょう座の北十字から、南十字へと天の川に沿って旅をします。その途中で登場するのがさそり座。心臓の赤っぽい一等星アンタレスは、蠍の火。街明かりや月明かりのない空で満天の星を見上げた時には、二人と同じように天の川をゆっくりと散歩してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  3. 一夜語Podcast~2026年8月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Jul 27, 202611 min

    2026年8月前半から後半にかけての星空案内です。 0:41 毎年お盆のころに多くの流れ星がみられるペルセウス座流星群。13日および14日のそれぞれ夜半から夜明けにかけてがピークとされます。ペルセウス座はカシオペヤ座の隣にあって見つけるのも難しくはありませんが、流れ星は空のどこにでも飛ぶので、広く空が見渡せるように寝っ転がってみることをお勧めします。街明かりや街灯の光を避け、また安全にも十分注意してください。なお、13日の未明に新月となって月明かりは皆無ですが、この新月はアイスランドやスペインで皆既日食を起こします。13日の2:50頃(アイスランド)から3:30頃(スペイン)に皆既となるこの日食のインターネットのライブ中継を行うところもあるでしょう。流星群を楽しみながら、同時に起こっている皆既日食のライブを見るのも面白いかもしれません。 7:05 日が暮れた西の空には金星の輝き。頭上には七夕の星、ベガ・織女星とアルタイル・牽牛星も見えます。今年は8月19日が伝統的七夕の日です。二人の間を流れる天の川は南の低い空のさそり座やいて座のほうに。夜半前に東の空に姿を現すのは土星、望遠鏡では環がわかります。夜明け近くになるとおうし座やオリオン座など、冬の星座も見え始めます。夜もすがら、夏の短夜を楽しんでは。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  4. 一夜語Podcast~2026年7月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Jul 12, 202612 min

    2026年7月後半から8月前半にかけての星空案内です。 0:39 宵の明星・金星が夕空で目立ちますが、そこに細い月が加わると一層見事な眺めになります。7月17日、8月16日、9月14日あたりがおすすめです。 夏の大三角を作るベガ、アルタイル、デネブの3つの一等星。ベガはアラビア語で「落ちる鷲」、アルタイルは「飛ぶ鷲」という意味があります。アルタイルはわし座、デネブははくちょう座の一等星なので、夏の大三角はいろいろと鳥にまつわる目印ということができます。 6:10 冥王星はかつて惑星に数えられていた天体で、現在は準惑星に含まれます。楕円の軌道は一時期、海王星よりも太陽に近くなるので、ある世代以上であれば「水金地火木土天冥海」と覚えていた人もいるでしょう。明るさは15等級と、一等星の40万分の1ほどしかありません。2006年には惑星から外れ、準惑星となりました。準惑星はほかにケレス、エリス、マケマケ、ハウメアがあり、現在は5つです。やぎ座の頭あたりに潜む、かつての惑星の姿を想像してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  5. 一夜語Podcast~2026年7月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Jun 27, 20269 min

    2026年7月前半から後半にかけての星空案内です。 0:39 7月7日は七夕、七夕は五節句の一つです。今の暦のまま、七夕祭りをすることも多くありますが、元来は旧暦での行事です。日付と月の形がそろう旧暦で考えると、7日には半月前の月が出ており、これが彦星が織姫に会いに行くために乗る舟とみる話もあります。旧暦での七夕は伝統的七夕と呼ばれ、今年は8月19日です。 4:30 夏の大三角を作るのは、ベガ、アルタイル、デネブ。その距離はベガで25光年、アルタイルで17光年、そしてデネブは1400光年とも3000光年ほどともいいます。デネブだけ桁違いに遠いため、宇宙視点で考えると、この三角はとても鋭い針のような三角となります。地上から見ればアルタイルもデネブも同じような明るさですが、星の明るさは距離の二乗に反比例します。ざっとデネブがアルタイルの100倍遠いとするならば、明るさは1万分の1になるので、デネブの本来の明るさが相当なものであることがわかります。もしアルタイルと同じような距離にあったならば、明るさは今の1万倍に。宵の明星・金星よりも明るく輝く星が星座を形作る夜空を想像してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  6. 一夜語Podcast~2026年6月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Jun 12, 20269 min

    2026年6月後半から7月前半にかけての星空案内です。 0:35 6月21日が夏至、昼が最も長い時期を迎えます。太陽の高さは南ほど高くなりますが、太陽が出ている時間=昼の長さは北ほど長くなります。この時期の北極圏は、太陽が一日中沈まない白夜です。 3:51 てんびん座のさらに南には、おおかみ座があります。低いところで目立たない星座ですが、1986年に帰ってきたハレー彗星が地球に最も近づいたころに位置していたのがこのおおかみ座。当時8歳くらいの私は緯度が高い北海道旭川市に住んでおり、ハレー彗星も低い位置で観察した記憶がありません。およそ76年周期のハレー彗星が次に帰ってくるのはあと35年ほど先の2061年のこと。タイミングによっては人生で2回見ることも可能なハレー彗星、今はまだ遠くを旅するほうき星の姿を思い描いてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  7. 一夜語Podcast~2026年6月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    May 27, 20269 min

    2026年6月前半から後半にかけての星空案内です。 0:40 6月半ばにかけて夕方の空が賑やかです。6月9日には金星と木星が近づき、中旬にかけて水星も見つけやすくなります。17,18日ころには細い月も加わって見事な眺めとなるので、西側がよく見えるところでご覧ください。 2:40 今年は6月6日が二十四節気の一つ、芒種です。芒は「のぎ」、イネ科の植物の穂先の針状のものをいい、これらの種を蒔くころ、という意味があるそうです。折しも麦にゆかりのある二つの一等星が見つけられます。おとめ座のスピカは女神が持つ麦の穂先に、うしかい座のアークトゥルスは麦の刈り入れの頃に目立ち麦星の名が。アークトゥルスは見かけ上、スピカに向かっていく動き(固有運動)があり、5~6万年後には両星が近いところで並びあいます。遠い未来に生きる人が見上げる美しい一対を想像してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  8. 一夜語Podcast~2026年5月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    May 12, 202611 min

    2026年5月後半から6月前半にかけての星空案内です。 0:41 5月から6月にかけて、夕空で木星と金星が次第に近づいていきます。その割合は一日に約1度。月の見かけの大きさがおよそ0.5度なので、毎日、月2個分の間隔が狭まっていくことになります。5月19日から20日には細い月も加わって賑やかに。6月9日の宵には一番近づき並びます。また、5月31日は今年一番地球から遠い満月、いわゆるマイクロムーンです。 7:00 日暮れ後の南の空で長くのびるのは、88の星座の中で一番大きなうみへび座です。その背には、ろくぶんぎ座、コップ座、からす座がのっています。星の高さを測る六分儀、月のクレーターと同じ語源を持つ学名(クラーテル)のコップ座、うそつきカラスを空に張り付けている銀の釘が光るからす座。控えめな星座たちにも目を向けてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  9. 一夜語Podcast~2026年5月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Apr 27, 202611 min

    2026年5月前半から後半にかけての星空案内です。 0:39 2026年4月上旬に、アメリカのNASAが主導するアルテミス計画によって人類が月の向こう側を回って無事帰還しました。再来年に予定されるアルテミスⅣでは半世紀以上ぶりとなる人類の月面着陸が予定されています。今までに月に降りた人間はアポロ計画時代の12人だけです。 5:22 うしかい座のアークトゥルス、おとめ座のスピカ、しし座のデネボラで作る春の大三角。さらにりょうけん座のコル・カロリを加えると春のダイヤモンドとなります。これらの星は順に0等級、1等級、2等級、3等級の明るさで、ほかの星の明るさを比べるのによい目安となります。北斗七星からアークトゥルス、スピカにつながるのは春の大曲線です。プラネタリウムで曲線の感じがわかりやすいのは、比較的歪みの少ない中央付近の座席。折々の星空をプラネタリウムでも楽しんでみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  10. 一夜語Podcast~2026年4月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Apr 12, 202610 min

    2026年4月後半から5月前半にかけての星空案内です。 0:34 4月19日の三日月は宵の明星・金星と並びます。その後ふたご座の木星の近くを通り、月末にはしし座やおとめ座の方へ。月が太陽と同じく黄道12星座を通るのは、月の通り道・白道が5度ほどの傾きがあるものの黄道とほぼ一緒だからです。 4:33 北斗七星から見つけられる北極星は、こぐま座のポラリス。地球の回転軸である地軸が向かう先、天の北極にとても近いところにあるので、ほとんど動きません。ただ、この天の北極は、地球が約26,000年をかけて首振りをする歳差(さいさ)によって動いていくので、北極星と呼ばれる星は時代によって変わります。2,000年後にはケフェウス座γ星が、12,000年後にはこと座のベガが北極星の役割を担うといいます。時代とともに移ろう北の目印を思いながら北極星を探してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  11. 一夜語Podcast~2026年4月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Mar 27, 20269 min

    2026年4月前半から後半にかけての星空案内です。 0:31 日没後の西の空で、金星が見つけやすくなってきました。-4等級の輝きでよく目立ちます。ふたご座には-2等級の明るさの木星も。惑星の明るさはその大きさや距離で大きく変わりますが、表面の様子も影響しています。太陽光をどれくらい反射するかを表す反射能は、岩石質で大気のない水星が0.06なのに対して、分厚い大気の金星は0.78、木星もガス惑星で0.73と高いもの。金星はこの高い反射能もあって明るく輝いて見えるのです。 5:16 北東の空にはひしゃくの形をした北斗七星。柄の端から2つ目の星がミザール、よく見るとアルコルという4等星がすぐわきに見える肉眼二重星です。望遠鏡ではミザールがさらに二つに分かれて見え、これはお互いに回りあう連星。春の宵空でもふたご座のカストル、おとめ座のポリマなどいくつもの二重星が隠れています。望遠鏡をのぞいて美しい宝石探しをしてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  12. 一夜語Podcast~2026年3月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Mar 12, 202611 min

    2026年3月後半から4月前半にかけての星空案内です。 0:37 今年は3月20日が春分の日です。天文学での春分は太陽が春分点を通過する瞬間をいい、今年は20日の23時46分。春分を含む日が春分日で、法律では春分日を春分の日とします。来年は春分が3月21日05時25分なので、春分の日も21日となります。地球が太陽を一周するのにかかる時間が365日とあまり6時間ほどあるので、これを調整するのがうるう年。このあまりのため、二十四節気も年によって日がずれることがあります。 5:25 空高くに見えるのが木星。今の時期午後8時過ぎには肉眼で見られる惑星はこの木星しかありません。ほかの星はみな、自分で光る恒星です。惑星は表面の様子で色が決まり、恒星は温度で色が決まります。また惑星は光の速度で数時間の範囲にありますが、恒星は年の単位が必要です。どれもが同じ光の点に見える星々を、そうした性質の違いという視点で眺めてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  13. 一夜語Podcast~2026年3月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Feb 27, 202611 min

    2026年3月前半から後半にかけての星空案内です。 0:34 3月3日には皆既月食が起こります。午後7時前から10時過ぎにかけての観察しやすい時間帯。この次の月食は約3年後の2029年1月1日、元日に起こります。年が明けたばかりの午前0時7分頃から欠け始めるという素晴らしいタイミング。今から楽しみにしたい天文現象です。 3:31 オリオン座にあるオリオン大星雲・M42は、星誕生の現場。いくつもの新しい星が生まれてきています。光る星、恒星は水素がほとんどのガスの塊から誕生します。そして重い星は最後に超新星爆発をおこし、自身の体であるガスは宇宙へとかえるのです。この時、星の内部で作られた元素も宇宙にまき散らされ、それを材料としてまた新しい星が生まれます。私たちの地球や私たち自身も、そうして太陽系ができるずっと前に死を迎えたいくつもの星の材料をもとにできています。遠い過去に私たちの材料を作り出してくれた星々に思いをはせながら夜空を見上げてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  14. 一夜語Podcast~2026年2月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Feb 12, 20269 min

    2026年2月後半から3月前半にかけての星空案内です。 0:39 西の空低くに見えるのは土星。これに加えて、2月20日に東方最大離角となる水星が土星よりも低いところに見つかります。19日には土星と水星の間に月齢2の細い月もやってきて、宵空での競演を楽しむチャンスです。その後、月は27日には空の高いところで木星と並びます。 2:43 3月3日ひな祭りの夜に、皆既月食が起こります。18時50分頃に部分食が始まり、次第に欠けていきます。20時4分には皆既の状態となり、赤銅色と例えられるオレンジがかった色味の月が1時間ほど楽しめるでしょう。21時3分には皆既が終わって次第に月の光が戻っていき、22時18分頃には部分食も終わります。日が沈んでから全経過が観察できる好条件、桃の節句の皆既月食を家族や友人などと一緒に楽しんでみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  15. 一夜語Podcast~2026年2月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Jan 27, 202612 min

    2026年2月前半から後半にかけての星空案内です。 0:33 いわゆる冬の星座と呼ばれるエリアには、たくさんの一等星があります。一番低いところに輝くシリウス(おおいぬ座)から時計回りに、プロキオン(こいぬ座)、ポルックス(ふたご座)、カペラ(ぎょしゃ座)、アルデバラン(おうし座)、リゲル(オリオン座)とたどると冬のダイヤモンド(冬の大六角)ができあがります。その中にはベテルギウス(オリオン座)、さらに今の時期ふたご座に位置する木星がダイヤの輝きを引き立てます。また、南の地平低くには、もう一つの一等星、カノープス(りゅうこつ座)もあるので、南が開けたところで挑戦してみてください。 10:14 西の空の土星はまもなく見納めです。2月末頃になると薄明の空にだんだんと見えなくなっていきます。代わりに3月以降になると夕空で金星が目に留まるようになってきます。1月上旬に太陽の向こう側を通過(外合)し、この先だんだんと太陽から離れ見つけやすくなります。いつ初めての宵の明星が見えるか、晴れた夕空で探してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  16. 一夜語Podcast~2026年1月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Jan 12, 202610 min

    2026年1月後半から2月前半にかけての星空案内です。 0:32 日が沈むと東の空に-3等級近い輝きの木星が現れます。8つの惑星すべてを足した質量のうち、約7割を占める巨大な天体です。水素が主成分のガス惑星に分類されますが、気体の状態は表面だけで、内部は液体水素、金属水素といったもの。ふわふわの綿あめのようなものでは決してありません。 4:45 秋の空に潜むくじら座。88の星座の中で4番目の大きさを持つ星座ですが、絵姿は神話に登場する恐ろしげな化けくじらです。この心臓の星がミラ、ラテン語で不思議、驚きを意味する言葉から名づけられました。およそ330日周期で3~10等級程度に明るさを変える変光星です。星としては進化の最後の段階となり、大きくなったり小さくなったり星自体の大きさが変わる(脈動)ことで明るさが変化します。1月末~2月頃に極大となって目で見える明るさとなるので、その不思議さを思いながら冬の夜空で探してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  17. 一夜語Podcast~2026年1月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Dec 27, 202512 min

    2026年1月前半から後半にかけての星空案内です 0:36 お正月の風物詩、年賀状には干支がよく登場します。2026年は午年。星座には天馬のペガスス座、並びあう こうま座が。また冬の大三角の中にはユニコーン、いっかくじゅう座もあります。夏には半人半馬の いて座やケンタウルス座と、馬に関係する星座はいくつもあります。4日未明にはしぶんぎ座流星群が極大となり、同日、地球が近日点を通過します。遠日点通過は7月、今は7月よりも500万㎞も太陽に近いのです。また7日未明にはレグルス食が起こります。 7:25 太陽系の第5惑星、木星が1月10日に衝となります。おおいぬ座の一等星シリウスよりも明るい-3等級近い輝き。星が瞬く夜は気流が乱れ、望遠鏡でも細かな模様が見えないこともあります。気流が落ち着いていると表面の縞模様や、周りのガリレオ衛星がわかる木星。ガリレオ・ガリレイはこの木星の衛星の観察から、地動説の証拠の一つにつなげていったといいます。凍て空に強く輝く木星を観察してみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  18. 一夜語Podcast~2025年12月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Dec 12, 20259 min

    2025年12月後半から2026年1月前半にかけての星空案内です。 0:38 夜空には星空の目印として夏の大三角や冬の大三角があります。星座にも、そのまま「さんかく座」があり、ちょうど年末の午後8時頃には天頂近くに昇っています。アンドロメダ座の足元あたりにある3等星と4等星で作る細長い三角。昔はギリシア文字のデルタ(Δ)に見ていたといいます。さらに「みなみのさんかく座」という星座もありますが、こちらは日本の緯度では見ることができません。 4:33 今年の大晦日、ちょうど除夜の鐘から新年を迎える頃、月とすばる(プレアデス星団)がとても近いところに並んで見えます。月がまぶしくて肉眼ではわからないので、双眼鏡や望遠鏡で見てみましょう。月の間近に星団の星がいくつか見えるはずです。ちょうど日本では両者が一番近づく頃に年越しとなりますが、アメリカやヨーロッパでの年越しの頃にはだいぶ離れてしまうので、今回は自宅組に有利な星空からのプレゼントといえます。双眼鏡を片手に、ゆく年くる年に思いをはせてみては。 2025年が終わります。 たゆまず巡るこの星影が、等しく窓辺を照らしますように。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  19. 一夜語Podcast~2025年12月前半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Nov 27, 202511 min

    2025年12月前半から後半にかけての星空案内です。 0:38 夏の大三角はまだ西の宵空に残っており、はくちょう座の北十字はクリスマスツリーに飾る十字架のよう。天頂付近には秋の四辺形があって、西側の星を結んで下に伸ばすと、みなみのうお座のフォーマルハウト、東側の星を結んで下に伸ばすと、くじら座のディフダが見つかります。今年は近くの土星を結び三角形ができあがり、夏の大三角によく似ています。西と南の三角を見比べてみてください。 4:27 東の空にぼんやりと見えるのはプレアデス星団、すばるです。肉眼でも6個ほど、双眼鏡を使うとより多くの星が集まっている様子がわかる散開星団。数千万年から1億年程度の年齢の、同時期に生まれた星々の集団です。清少納言の枕草子にも登場するすばる、漢字では「統ばる」となり、一つに集まるという意味を持ちます。すばるに続いて昇る赤みがかった一等星は、おうし座のアルデバランです。 8:04 北東の空から見えてくるふたご座は、兄カストルと弟ポルックスに加え、木星も近くにあってまるで三つ子のよう。12月13~15日頃をピークにふたご座流星群も見られます。カストルの近くに輻射点があり、夜半過ぎにはまるで頭のてっぺんから降り注ぐようなイメージとなります。防寒には十分気を付けて、たくさんの流れ星を楽しんでみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ

  20. 一夜語Podcast~2025年11月後半の星空~ from プラネタリウム 一夜語 Podcast, opens in a new tab

    Nov 12, 202511 min

    2025年11月後半から12月前半にかけての星空案内です。 0:38 西の空には夏の大三角、天頂付近には秋の四辺形が見つかります。11月下旬の21時頃になると夏の大三角が西の空低くなりますが、反対東の空には冬の星座が広がり、冬の大三角も昇ってきます。東西がよく開けたところだと、この両方をいっぺんに見ることもできるかもしれません。 4:48 太陽系の第7惑星・天王星が、おうし座のすばるの近くで衝を迎えます。明るさは6等級、1781年に発見された惑星です。地球の直径の4倍ほどある氷惑星に分類される天体で、自転軸が98度ほど傾いているので、横倒しに回っていると表現されます。秋の四辺形から目をおろしたところにある第6惑星・土星の近くには第8惑星・海王星、西の空のやぎ座にはかつての第9惑星・冥王星もあります。 天王星ウラヌス、海王星ネプチューン、冥王星プルートにちなみ、元素表の下のほうにウラン、ネプツニウム、プルトニウムの名前が付けられた元素が並んでいます。地球を意味する言葉から名付けられたテルルの上には、月の女神の名がつけられたセレンも。天文学と化学の面白いつながりを思いながら空を眺めてみては。 プラネタリウム一夜語 ご意見やご感想はこちらへ #季節の星空の目印#天王星#天文学と化学

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